始動

初日にやりたいこと。まずはチームの始動なので、どのように進めて行くかをシンプルに伝えたい。そのためには、目指す目標と現状把握をかんたんにまとめて、目標と現状のギャップを埋めるための練習を考えることを伝えたい。

■目標
①バレーボールを楽しむこと
・レシーブ、パスがよりつながる。スパイク、サーブなど点を決めるプレーも楽しい。
②2年後の大会で優勝
・ママさんが教員より活躍する。
・キャプテンのアベさんを送り出せるように。

■現状
・前大会ベスト4
・大会は教員がアタック役でママさんがレシーブ役に分かれてしまっている
・メンバーのポジションが固定化されている
・経験者が2人(ハーフセンター、セッター)だが練習にあまり参加できない
・アタッカーが2人(レフト、ハーフセンター)
・定常的に練習参加できるセッターがいない
・練習は週1回。大会まで70回程度。
・練習は現役とOBで10人弱

■目標と現状のギャップを埋めるための練習方針
・日によって重みをつけるがサーブ、レシーブ、トス、スパイク、ブロックのトータルの基礎力を上げる
・1日の練習でボールに触れる回数が多くなるよう意識した練習
・OBも楽しめるように、応用練習、ゲーム形式の練習を含める

■練習メニューの基本構成
トータル 2時間(120分)
・ウォーミングアップ 10分
・基礎練習(個人練習) 30分
・応用練習(団体練習) 20分
・ゲーム 60分
※参加状況、時期によって配分を見直す

■具体的な練習メニュー(初日)
【ウォーミングアップ】
個人毎にストレッチを行ってもらう

【基礎練習】数字は1人あたりのボールタッチ数。
合計: 140
・片手キャッチボール 10
→スパイクのスイングを意識して肘の位置
・両手キャッチボール 10
→オーバーハンドパスを意識して、ボールが回転しないように。体で投げる
・両手叩きつけ(立ったまま、その場ジャンプ、ステップジャンプ) 10 10 10
→下半身も動かして、高いところから床へ、テンポよく
・スパイクスイング(近距離、遠距離) 10 10
→肘の位置、手にあてる、重心移動
・オーバーハンドパス(近距離、遠距離、前後) 10 10 10
→落下地点に入って準備してパス、顎をひく、ハンドリング
アンダーハンドパス(低い姿勢、近距離、遠距離) 10 10 10
→重心移動でコントロール
・対人レシーブ 10
→レシーブ、トス、スパイクそれぞれのポイントを意識して。
↓時間があれば↓
・円陣パス
・スパイク助走&ジャンプ
・ツーメン

【応用練習】
・シートレシーブ 5分でバック3人とハーフ2、セッター交代
・ネット越しスパイクのレシーブからアタックまで
レフト、センター、ライトの順でボール出し。決まったらローテーション。一周するまで。

【ゲーム】
・現役、OB混同。ローテーションあり。2セット
・8人 対 少人数。2セット